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今回はコリドラスの餌の頻度に関する解説です。
我が家の実際に長期維持できているコリドラス水槽の餌やりから、毎日コリドラス13匹に対してコリドラスのエサを1.5g〜2.0g程度与えています。
これで普通に維持できているので、一匹あたり0.12g程度となるでしょう。
これを朝1回のみ与えています。
ちなみに与えているエサはff num06とキョーリンのひかりクレスト コリドラスです。
最高品質の高級フードである「コリビッツ」でもいいです。予算があればどうぞ!
コスパならff num400もおすすめです。100g入って600円程度です。ひかりクレスト コリドラスが80gで696円程度なのでそこそこお得です。
まずコリドラスの体型で判断します。
ふっくらしてコロっと丸いのが適正です。この状態なら心配はいりません。
ただし全体的にヒョロっとしてふっくらしていない場合、エサが足りていない可能性があります。ちょっと餌の量を調整してみてください。
ただし老化でヒョロっとしているのは治らないので、飼育何年目かも考慮しましょう。コリドラスの寿命は3年から5年程度と言われています。個体によっては10年くらい生きますが、3年くらい経って痩せてきたら寿命かもしれません。
またエサを与えたときに食べられていない個体がいないかもよく見るようにしましょう。
特に小さい個体はエサにありつけない場合があるのでよく見てください。
エサにありつけていない個体がいる場合は餌の量を増やすでもいいですが、上でご紹介したようにff num6などの「沈むけど粒が細かい」エサに切り替えるのも有効です。
というのも、キョーリンのコリドラスタブレットなどはひと粒が大きいので他の魚が群がってそこからはじき出された小さなコリドラスがいつまでも食べられないとなりがちです。
粒がある程度細かければ独占される確率が減るのでより全体のコリドラスに行き渡ります。
もしコスパが悪いと感じるならコリドラスタブレットを砕いてから与えるでも良いでしょう。
また現在はあまりいないと思いますが、コリドラスをネオンテトラやグッピーの食べ残しが沈んだものを処理させるために飼育するという考え方があります。
これは明らかに餌の量的に足りないのでコリドラスにはコリドラス専用のエサを与えてください。
また当たり前ですが、沈むエサじゃないとグッピーとかネオンテトラなどの水面のエサを食べる魚にエサを食べられてしまうので、コリドラスにはコリドラス用の沈むエサを与えましょう。
コリドラス単種飼育なら当然沈むコリドラス専用エサです。
以下の場合はコリドラスをできれば太らせたいので餌の頻度を増やして対応します。朝と夕方の2回与えましょう。
夕方は良いですが、夜21時くらいに与えるのはあまりよくないです。コリドラスは昼行性の魚なのであまり食べなくなるからです。
基本的に痩せているメスより太ってコロッとしたメスの方がよく産卵します。
メスは生後半年くらいで繁殖できるので、購入して3ヶ月くらいで繁殖を目指せます。だいたい購入する個体は生後3ヶ月くらいです。
そのため繁殖のためにはできれば高タンパクのエサをなるべく多く食べさせたいところです。
一番良いのが冷凍アカムシを与えることです。
ただこれは水の汚れがものすごいので、維持の手間が飛躍的に高まります。
なので、通常の人工飼料を一日2回与えることでそれをカバーするのは有効でしょう。
一度に2回分与えると食べ残しがかなり出ます。コリドラスのお腹に入り切らないから多めに与えても食べないからです。
そこで食べきる量を一日2回与えます。与えるのはコリドラスタブレットやff numu6で良いです。実際我が家はそれで年何回か産卵します。
そして週2回水換えします。このときにやや冷たい22℃くらいの水で水換えすると産卵誘発になり、より産卵しやすくなると言われています。
つまり繁殖狙いなら一日2回エサを与えると良いでしょう。
なおコリドラスの繁殖に関しては全体的なことを以下の記事で解説しています。よろしければご覧ください。

コリドラス稚魚の餌やりに関しては以下の記事をご覧ください。

痩せている個体がいる場合も一日に2回餌やりすることでエサにありつける確率が上がるので復活に有効です。
できれば粒の細かいエサか、コリドラスタブレットを小さく砕いたようなエサで広く行き渡るようにしましょう。
餌の量が2倍になれば水の傷みと汚れも2倍の速さで進行します。
毎日2回餌やりするなら水換えの頻度も週2回にしたほうが安全です。
基本的に一匹に0.12g程度で十分ですが、測るのが大変なら2時間で食べきる量が良いでしょう。
コリドラスは食べるのが遅いのでそのくらい時間をとって大丈夫です。特にコリドラスタブレットなどの人工飼料は冷凍アカムシより水に溶ける時間が長いので、その分長時間水槽内にあっても水を汚しにくく、コリドラスがゆっくりエサを食べることができます。ff num06やキョーリンのコリドラスタブレットならそのような方針でいいでしょう。
食べ残しが出るなら適宜減らします。
冷凍アカムシなら5分で食べきる量がいいです。そのくらいじゃないと残りエサが水を汚します。
餌がゴミとして水槽に残ると水の傷みが激しくなるので2時間かけても食べない餌はスポイトなどで回収してください。
エサがよく残る、ほとんど食べないときは飼育環境を見直したほうがいいでしょう。
例えば底砂。
海水魚につかうようなサラサラの砂だとコリドラスの食が細くなります。汚れが詰まったり、モフモフしずらくなって環境が悪化するからです。
モフモフが見たいなら田砂を基準に考えましょう。あの粒感が最適です。
一度お試しで田砂を買ってみて、それを基準に他の砂にしたいなら入手して検討するくらいが大切です。
フィルターの能力不足も考えられるので、水槽水量に対して適切なフィルターを選択しているかも確認しましょう。
30cmキューブ水槽なら以下のフィルター特集が参考になるかもしれません。

60cm規格水槽なら以下のフィルター特集が参考になるかもしれません。

酸素不足で油膜が出たりするときはエアレーションをちゃんとやりましょう。
油膜の性質と対策については以下の記事もご覧ください。

今回はコリドラスの餌の頻度について解説しました。
基本的に一日一回で十分です。
繁殖させたいとか痩せ状態から復活させたいなら一日2回与えてみましょう。
なお少なめから始めて徐々に量を増やすのが大切です。水の傷みは想像以上にコリドラスに悪影響を与えます。

基本は朝1回与えれば十分です