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今回は外掛けフィルターのおすすめを紹介するという内容です。
外掛けフィルターの特徴
外掛けフィルターの特徴は以下となります。
- フィルターを水槽の外に出せて水槽内が狭くなりにくい
- ろ過力は高い(45cm水槽くらいなら余裕)
- ろ材交換が必要(専用ろ材の定期的なコスト負担発生)
- 基本的に油膜対策でエアレーションが必要
- 飼育水がいったん水槽の外で空気に触れて二酸化炭素が逃げるので、水草水槽には不向き
経験上外掛けフィルターだけでは油膜が発生しやすいです。
外掛けフィルターのろ過された水は水面に落ちるのでそのときの揺れで酸素は溶け込むのですが、それだけでは油膜が発生することが多いのです。
エアレーションはしたほうがいいでしょう。
おすすめ外掛けフィルター
ここからは色々なメーカーで販売されている外掛けフィルターを紹介してそれぞれの製品の特長を解説していきます。
ただ、基本的に構造が単純なフィルターのため、「ろ過力にあまり差はない」と私は考えています。
これから紹介する各フィルターのろ過力以外の違いを参考にピンときたものを選択しましょう。
一番の老舗・定番「テトラ (Tetra) オートワンタッチフィルター AT-50」
我が家で使用する外掛けフィルターのすべてがテトラ (Tetra) オートワンタッチフィルター AT-50です。
外掛けフィルターと言えばコレ、というくらいメジャーな機種となります。
45cm水槽が多いのでAT-50を使用しています。
サイズラインナップはAT-20からAT-75Wまで幅広く、ミニ水槽から75cm水槽まで外掛けフィルターで対応可能です。
呼び水不要でコンセントに差すだけで稼働します。
ホームセンターでの扱いも多く、交換ろ材の入手も容易です。
グッピーなどの稚魚が吸い込まれないように給水部分にスポンジをつけると安心です。
水中モーター式で比較的静音ですが、水中モーターのインペラーがたまに変な噛み方をしてコンセントに差しても動かない場合があるので、以下の記事を参考に回復させましょう。
ジェックス 簡単ラクラクパワーフィルター M
次に紹介するのがGEXの外掛けフィルターです。
この製品は呼び水が必要な製品となります。
ディフューザー機能付きで、水を吸い込むときに空気を巻き込んでエアレーションしてくれます。
そのほかの機能は一般的な外掛けフィルターと同じで、特に不便はありません。
寿工芸プロフィットフィルター X2
コトブキから出ている外掛けフィルターです。
呼び水不要です。
一番の特徴は改造用にろ材を追加できるスペースが存在し、外部フィルターのリングろ材を簡単に追加してろ過力を上がることができる点です。
改造したいなら最初からこのフィルターを選ぶとよいでしょう。
改造はすべき?
外掛けフィルターには水槽から吸い上げた水をろ材にぶつけるために少し隙間があります。
ここに外部フィルターなどで使用するリングろ材などを追加してろ過力を上げることを「外掛けフィルターの改造」といいます。
実際改造は必要か、ということですが、「改造は不要」というのが私の長年使用した感想です。
というのも付属のろ材に通水するだけで結構ろ過されます。
ろ過力不足でアンモニアが発生して魚が落ちるということはほとんどありません。
改造は楽しいですが、それほど必要ないというのが私の経験上の考えです。
外部フィルターのろ過力に憧れてそのろ材を使えるから同じようなろ過力が手に入るという期待をしがちですが、パワーアップしなくてもろ過力は十分あります。
改造するとろ材洗いが増えてメンテナンスもひと手間増えるし、維持のモチベーションが下がるので、水槽適合サイズの外掛けフィルターを使っていれば特に改造しなくていいと思います。
それよりも砂か大磯砂、ソイルなどの低床を敷いてください。そのほうがそこにろ過バクテリアが繁殖して生物ろ過が促進され水質が安定します。
ランチュウなどの水質敏感な魚は特に大磯砂を敷くのが有効で、敷くか敷かないかで生存率にかなりの差が出ます。
水草水槽で二酸化炭素が逃げるのはどうにかならない?
外掛けフィルターにこだわるよりフィルターの種類を変えるほうが現実的です。
外部フィルターだと高額になりがちですが、水中フィルターなら比較的安価(Amazonで1,554円税込み, 2024年8月30日時点)ですし、テトラの製品なら外掛けフィルターのろ材を使えるので、同じくらいのろ過力を見込めるため安心です。
水中でろ過が完結するので二酸化炭素が逃げません。
また付属の排出パイプを使えば水槽用クーラーとの連結も可能で、ろ過もできる水中モーター代わりとなり結構重宝します。
専用交換ろ材はどのくらい使えるの?
テトラの交換用ろ材バイオバッグなら3週間で交換と表記されています。
これは活性炭の有効期限から算出されていると思われます。
活性炭は水槽の濁りなどを吸着してくれますが、水槽のろ過が安定してきてろ過バクテリアが繁殖してくれば濁りも無くなってきますし、活性炭はなくてもよくなります。
逆に活性炭に頼り続けないとろ過が維持できないのはある意味異常事態ですので、ろ過を見直したほうがいいです。
そのため我が家では数か月バイオバッグを飼育水でゆすぐだけでろ過を維持しています。
バイオバッグのウールの部分が破けなければそれなりに長く使えるので参考にしてみてください。
結局最強はどれ?
結論としてはテトラ (Tetra) オートワンタッチフィルター AT-50が最強と言えそうです。
まず見た目がブラックでかっこいいです。最近蓋がホワイトからブラックに変更されてより落ち着いた見た目になりました。
呼び水不要で、ホームセンターなどでも取り扱いが多く、交換ろ材が入手しやすいという点もいいです。
ろ過力も使用していて不満はないです。
ザ・定番がやはり最強と言えるのではないでしょうか。
まとめ【おすすめはテトラのATシリーズ】
今回は外掛けフィルターのおすすめを紹介するという内容でした。
結論としてはテトラのATシリーズがいいんじゃないでしょうか。
ろ過力が安定していて外部フィルターより安価にろ過できる外掛けフィルターでアクアリウムを始めてみてはいかかがでしょうか。
水草水槽じゃないなら安価に安定したろ過ができる優れものです