水槽アイテム・生体紹介

外部フィルターを横置きしたい【横置き対応機種を使おう・エア嚙み防止】

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今回は外部フィルターを横置きしたい場合におすすめする外部フィルターを解説するという内容です。

外部フィルターは水槽より低い位置で使うものが多い

外部フィルターは水槽より低い位置で使うよう注意書きがあるものが多いです。

例えばエーハイムの2213やテトラのVX-75。

これらは説明書や製品サイトに水槽より低い位置で使うようアナウンスされています。

参考:エーハイム クラシック2213ろ材付きセット

サイフォンの原理で通水するので水槽から出た水が下に下るような状況でないとうまく通水できなかったりエア噛みと呼ばれる異音を発生する場合があります。つまり横置き(水槽の横にフィルターを設置)するとあまりよくありません。

これらの注意は水を流すモーターがろ過器の内部についているような機種で書かれています。

水槽とフィルターの高低差がそれほど必要ない横置きできる機種

それに対して水槽の横に設置できる外部フィルターも存在します。

これらは水を吸い上げるモーターが水槽内にあって、その流れた水をフィルターに送るタイプでサイフォンの原理があまりなくても稼働します。

このタイプは吸い上げるモーターを水中に入れないといけないので、モーター部分によって景観は若干悪くなる可能性がありますが、外部フィルターの大容量ろ過槽やCO2を逃しにくいという水草水槽でのメリットを享受しつつ水槽の横に外部フィルターを設置できるので、輝く場面も多いと思います。

横置きできる外部フィルター

ここからは横置きできる外部フィルターを様々なメーカーでご紹介していきます。まず45cm水槽まで対応の小型機種を解説して、その後流通量の多い60cm水槽に対応した機種を解説します。

エーハイム アクアコンパクト2005

エーハイムの横置き可能機種2005です。

横置き対応の機種で、45cm水槽まで対応します。

呼び水も不要でコンセントを入れればすぐ水を吸い上げてくれます。

また流量調節ダイヤル付きです。

外部フィルターの吐き出す水というのは水槽サイズによっては強すぎて水槽が洗濯機状態になってしまう場合があるのですが、流量調節機能のおかげでそのリスクを減らせます。

またろ材もセットに入っています。

水槽高さが29cm以上ないと使えないので、それ以下の水槽高さの水槽なら以下のアクアコンパクト2004を検討しましょう。

エーハイム アクアコンパクト 2004

上の2005より少し小さいですが45cm水槽まで対応している横置き可能な機種です。

流量調整機能付きで呼び水も不要です。

ろ材付きです。

それほど魚がいない45cm水槽ならこっちのほうが若干安いです。

水槽高さは25cm以上必要です。

アクアコンパクト2005ではちょっと高さが高すぎる場合にこちらを検討してみましょう。

GEX メガパワー 2045

GEXメガパワー2045は45cm水槽まで使える横置き対応外部フィルターです。

ろ材は最初からついてきます。横置きだけではなく、「横向き置き」もできます。

呼び水も不要です。流量調節ツマミ付きで流量調整もできます。

一番の特徴は外部フィルターの中では最安クラスという点。4000円以内で収まる場合が多いです。(2024年12月22日時点)

コトブキ パワーボックス SV240X

コトブキ パワーボックス SV240Xは横置き対応で45cm水槽まで対応しています。

ろ材も最初からついてきます。流量調節も可能です。

テトラ オートパワーフィルターAX-45Plus

テトラの横置き対応機種です。

51cmまでの水槽に適合します。

横置き可能で呼び水も不要です。ろ材付きです。

流量調整機能はないようです。

Oase フィルトスマート60

水量28Lまで対応です。45cm規格水槽の水量が約29L、30cmキューブ水槽の水量が約25Lなので30cmキューブ水槽くらいまでが対応ですね。

最大の特徴は外掛けできるという点。

水槽の横に横置きするスペースがなくても外掛けフィルターのように水槽に引っ掛けて設置できます。

ろ材付きです。呼び水は呼び水用のキャップを使います。特に買い足す必要はありません。

流量調節はできない模様です。

外掛けしなくても使えます。外掛けするとオールガラス水槽の場合フィルターの重みで割れる可能性もゼロではないので、普通に横置きしてもいいかもしれません。外掛けのアタッチメントが無い分安く済みますし。

GEX メガパワー 6090

60cm水槽でも使える横置き対応の外部フィルターです。

これ一台で90cm水槽までカバーします。

ろ材付きです。呼び水は不要です。

流量調節機能はありませんが、60cm水槽ならシャワーパイプを使うなどすれば水流調整は簡単なので調整機能が無くてもなんとかなるということでしょう。

ろ材バスケット付きで、各ろ材が分かれているので、セラミックろ材などをギュっと詰めすぎて割れるということもありません。掃除もろ材が分かれているので簡単です。混ざっていると洗うのが大変ですよね。

テトラ VAX60

60cm水槽まで対応するテトラの横置き可能な外部フィルターです。

テトラのVX-75などは基本的に横置きできません。VAX60はテトラで60cm水槽まで使えて横置きできる製品になります。

呼び水は不要です。ろ材付きです。

流量調整機能は無いですが、シャワーパイプなどで水流が強すぎる場合は調整できます。

まとめ【横置きしたいなら対応した外部フィルターを使いましょう】

今回は水槽の横に設置できる外部フィルターをご紹介しました。

水槽の下にスペースが無いという場合もあるかと思いますので、そういうときの参考になりましたら幸いに存じます。

60cm以上の水槽だと対応機種が少ないので水槽の下に置くことを考えたほうがいいかもしれません

60cm水槽なら専用の水槽台を使えば耐荷重もクリアしていますし、見栄えもいいですよ。水槽台の下に外部フィルターを格納できます。