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今回はメダカの日光浴の効果や必要性・不要性、季節ごとの考え方などを解説します。
結論としてはあったほうがいいけどなくてもなんとかする方法はある、くらいの感じですね。
基本的に暖かい季節は夏以外はお日様の光を水槽に当ててあげたほうがうまくいきます。
よく言われる「日光がビタミンDを作る」みたいな話ですが、これは人間が日光に当たったときとはちょっとビタミンDの生成メカニズムが違います。
まず,ある種の魚類肝臓中に多量に存在するD3の由来はプランクトンを起点とする食物連鎖による生物濃縮であることが判明し,長年の謎の解明に終止符を打った.
竹内 敦子, 魚類を中心としたビタミンDの比較生物学, ビタミン/68 巻 (1994) 2 号
メダカも多少は日光でビタミンを生成しますが、直接日光に当たるとビタミンを生成するというよりは、餌となるプランクトンが日光の紫外線に当たって生成したビタミンを体内に取り込むことでビタミンを吸収してより健康になるという話のようです。
ビタミンDだけではなくAの要素もあります。
メダカは日光にあたると、免疫力を高めるビタミンAと骨の形成に役立つビタミンDの吸収が促され、生存率がアップします。
GEX, メダカが孵化したらすべきたった3つのこと
ここではビタミンの影響を述べましたが、ビタミン以外の要素の影響もあります。
というのもビタミンの話だけがメダカの元気を決めるならビタミン入りの餌を与えていれば済むのですが、ビタミン入りの餌を入れても日光に当たるかどうかで生存率の違いが私の環境ではあります。
実際我が家では屋内の水槽でLEDだけで飼育するよりも窓辺に鉢を置いてその中でガラス越しの日光を当てているほうがうまくいきます。
日光はメダカの体内時計をリセットするので、体内時計が整って自立神経やホルモンバランスを整える作用があります。
また青水に代表されるように植物プランクトンが日光でよく繁殖してそれが常に食べられる餌として作用する、水中のアンモニウムイオンなどの有毒物を吸収除去してくれるなどの効果もあります。植物とアンモニウムイオンの関係は以下もご覧ください。

また日光に含まれていて、LEDにはない「紫外線」は水中の水カビのもとなどを殺菌してくれるので水質が安定しやすくなります。
そして水温が夜下がって朝と昼に上がる(かといっても限度はありますが。夏は特に上がり過ぎに注意です)というサイクルは自然な環境を整え、メダカの体内のリズムを整えます。
これらの要素のうち、LEDで代替できないのが「紫外線による殺菌効果」と「水温のゆるやかな上下」となります。
それ以外の要素は要するに強い光を適切な時間と量で与えればいいのでLEDで代替可能で、あとはLEDの出力次第となります。
できれば日光に当ててあげたほうがうまく行きやすいですが、LEDでも普通に繁殖させている人もいるので、日光必須というわけでもありません。
メダカと光の関係を理解した上で以下のような運用を心がけましょう。
光の照射時間は産卵を狙うなら13時間くらい、狙わないなら8時間程度で良いです。
光の強さは以下の基準を目安にしましょう。
おすすめLEDライトは以下となります。
まず30cm水槽。500lmあるので十分です。
次が45cm水槽。1090lmあるので十分です。
次が60cm水槽。1480lmあるので十分です。
春と秋は普通に日光浴させてもそれほど水温が上がらないのでよいのですが、夏だけは直射日光は厳禁です。
というのもメダカは35℃くらいの環境でも遮光さえ出来ていれば生き延びるのですが、直射日光を当てると水温40℃超えになってしまって、流石に死んでしまいます。
夏は遮光ネットを利用して直射日光を防いでください。以下メダカ愛好家の方の参考動画です。
かといって真っ暗だと日光浴のメリットがゼロになって特に屋外だと悪影響が顕著なので気をつけましょう。
室内でもガラス越しの日光が水温を上げすぎるなら遮光するとか置き場所を変えるとか工夫してください。
また高水温だと水中の酸素が減ります。飽和溶存酸素量との関係が説明されることが多いですが、主な理由は水温の上昇によるメダカの呼吸量の増加と水中の酸素を消費する好気性バクテリアの活動が水温上昇で活発になることが原因と言われています。
できれば夏はエアレーションをしてあげたほうがいいでしょう。
なお夏は高水温でメダカの活性が上がって餌をよく食べるのでフンも多くなり、水が汚れやすいので水換えを忘れずに。
冬は冬眠させるか、冬でも繁殖を狙うかなどで対応が分かれます。
冬眠させるなら日光は「ほどほど」に当てます。
完全な真っ暗だと日光のメリットがゼロになってかえってよくありません。
かといってガンガン日光を当てると、中途半端に冬眠から覚めてしまって、体力を消耗してしまいます。
寒い中ギリギリ生きているのに暖かくなったと勘違いして叩き起こされて、夜は急な水温の低下を経験するわけです。当然生きていけません。
水温が上がりすぎないように、大きい容器で水温の急変を防ぐとか、すだれや遮光ネットで光の量を調整して水温が上がりすぎない水温を維持します。
10℃以下を目安にしましょう。10℃から15℃の範囲は中途半端に覚醒する最悪の温度帯です。
冬眠をさせないなら、メダカ用のヒーターを入れてLEDを適宜当てていれば問題ありません。
ヒーターを使う場合、メダカは活動しているので水換えを忘れずに。
繁殖を狙うならメダカ用のヒーターで23℃程度を維持しつつLEDを13時間程度点灯させましょう。
今回はメダカの日光浴の効果や必要性・不要性、季節ごとの考え方などを解説しました。
日光浴させるとメリットが色々ありますが、夏と冬は水温の管理をちゃんとしないと危険なので気をつけましょう。

完全な暗闇じゃなければなんとかなる場合が多いです。夕方の西日しか入らない玄関でもヒーターさえ入れておけば、普通にLEDなしで元気に育ちます。