[PR]当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
今回は外掛けフィルターの改造で投入するろ材のおすすめをなるべくコスパよくという視点で解説するという内容です。
外掛けフィルターの改造
外掛けフィルターの改造というのは外掛けフィルターの付属のろ過マットを取っ払って、代わりに外部フィルターのセラミックろ材などを詰め込んで生物ろ過を大幅に強化する手法です。
付属のろ過マットでも適切にゆすぎながら使えばそれなりのろ過力を維持して数か月使うことは可能です。
しかしながら水槽の生体が多い場合生物ろ過が追い付かなくなる可能性が出てくるので、外掛けフィルターの改造を行って外部フィルター用のろ材で生物ろ過を強化することでその壁を越えようというのがよくやられています。
生物ろ過については以下の記事もご覧ください。
実際付属マットではウール部分くらいしかバクテリアの住処がないので、セラミック多孔質ろ材の広大な表面積には敵いません。
しかも外部フィルターを単品で購入するより安価にろ過力を向上できるので取り組む人が多いです。ろ材の費用だけで済むので。
今回はなるべく「安価で効果がある」というコスパの視点でどういうろ材がおすすめかという解説をしていきます。
外掛けフィルターの改造のやり方
特に難しいことはありません。
色々自作の仕切りを使って外掛けフィルター内の流れをいじる方もいますが、普通に外部フィルター用のろ材を何らかのネットに入れて、崩れないようにやさしく外掛けフィルターのろ材をセットする部分に詰め込めばよいだけです。
ちょっときれいではないですが、上の画像を見ればどうやればいいかはだいたいわかると思います。
上はテトラのAT-50にコトブキのセラミックリング 0.5Lを100均のランドリーネットに入れてろ過槽に詰めただけです。
ランドリーネットはちょっと見た目が残念になりやすいので、ろ材ネットとして販売されているもののほうが使いやすいでしょう。
上のミドリネットちびなら商品説明に外掛けフィルターに入れている様子が写真であるので参考になると思います。2枚もあればいいんじゃないでしょうか。
同じくらいのサイズ感で2枚セットのものがあるのでそっちの方が便利かもしれません。320円くらいです。
コスパの良いおすすめろ材
ここからはおすすめのろ材をご紹介していきます。
リーフ グラスリング Sサイズ
熱帯魚通販大手charmで扱っている(株)リーフ Leaf Corpで販売しているリングろ材です。2024年12月29日の価格では1Lで500円でした。普通0.5Lくらいで600円くらいするものが多いので、相当安いです。
それでいて多孔質ろ材なのでお得ではないでしょうか。
GEX ベストロカ バイオリング
普通のセラミックろ材です。800gで2024年12月29日の価格で748円です。
外掛けフィルターのAT-50で0.5Lくらいでちょっと余るくらいなので、800gもあれば十分です。
リーフ バイオろ過ボール
セラミックろ材にはちくわみたいな穴が空いていることが多いのですが、穴が無くてもろ過はできます。
上のバイオろ過ボールは1Lで2024年12月29日の価格で760円です。
他に穴が空いていないろ材として有名なのはエーハイムのサブストラットプロです。
2024年12月29日の価格で1Lで1800円です。
ブランドと利用者数で考えればサブストラットプロに軍配が上がりますが、リーフのバイオろ過ボールも多孔質であるのはかわりないのでコスパにチャレンジしてみるのもアリかもしれません。
スドー ポーラスボール
ボール型ろ材です。2024年12月29日の価格では500gで890円となっています。
サブストラットプロは1Lからしか購入できないので、500gでいいか、というときにどうでしょう。
金魚飼育にどうでしょう?パワーハウス 金魚・めだか専用ろ過材
金魚はpHが中性から弱アルカリ性が良いと言われています。
普通のろ過を行っていると硝化と呼ばれる反応でpHが徐々に下がっていきます。
ところがこのろ過材はpHの降下を抑える働きがあり、金魚に適した弱アルカリくらいのpHに調整する機能があります。
多孔質セラミックろ材なので生物ろ過の能力も高く、pHを適切に保ってくれて、500mLで948円です。
外掛けフィルターの改造で金魚を飼育したいときにいいんじゃないでしょうか。
ただし無限にpHを弱アルカリに保つわけではなく、半年に一回程度交換が必要です。
交換間もない状態では硝化バクテリアが定着していないので、この問題を解決する必要があります。
一つ思いつくのは、付属の外掛けフィルターのろ過マットを使用しながら空いたろ過スペースにネットに入れてこの製品を投入するといいんじゃないでしょうか。
ろ過マットとパワーハウスのろ過材の寿命が違うので同じタイミングで交換しなくてよいです。
するとパワーハウスの交換時期にろ過マットを交換しなければ、ろ過マットの生物ろ過が効いています。
交換したパワーハウスのろ過材にバクテリアが定着する2週間から1か月後くらいにろ過マットを交換すればバクテリアが足りなくなる状態は防げるはずです。
コトブキ工芸 セラミックリング
0.5Lで2024年12月29日の価格で608円です。
我が家でも使っています。特に問題はないです。
セラミック多孔質で生物ろ過に効きます。
物理ろ過にしか効かないという話もたまにあるのですが、多孔質のセラミックろ材なので普通にろ過バクテリアが住み着いて生物ろ過も行われます。
コトブキ工芸 ダブルバイオ
300gで2024年12月29日の価格で330円です。
外掛けフィルターにちょっと追加したいならこれを購入するといいかもしれません。
ネットも最初から付いてくるので別途購入しなくていいのもよいですね。
二種類のろ材(ボールタイプとリングタイプ)があるので、外掛けフィルターの付属のろ過マットに追加したいならどちらか片方を入れる、ろ過マットを使わなくてもいいならどっちも入れる、でいいんじゃないでしょうか。
GEX クリーンバイオリング-N
70gのネット入りの多孔質セラミックろ材が2つ入っています。
外掛けフィルターのろ過槽全体に詰める量はありませんが、外掛けフィルターの付属のろ過マットを使いつつ、隙間にこのろ材を詰めるなら投資額も少なくて使いやすいでしょう。
2024年12月29日の価格では365円です。
まとめ【外掛けフィルターの改造のろ材は安いものも結構ある】
今回は外掛けフィルターの改造で投入するろ材のおすすめをなるべくコスパよくという視点で解説するという内容でした。
ろ材ネットとろ材の合計で1000円以下でそろう場合も結構あります。
ちょっと生体が多いとか、エサが多いなんてときに外掛けフィルターの改造を試してみると水質が改善されるかもしれません。
生物ろ過はやればやるだけpHが下がるのでこまめにpHもチェックしましょう
以下pHを測る試薬とテスターです。
まずはアクアメーカーから出ているもの。
アクア用なのでちゃんとアクアリウムで使えるようにできています。よくわからない安いテスターを買うより安心です。
続いて試薬。
アクアリウムで知りたいpH5から7くらいの値が色でちゃんと判別できるのでお勧めです。ペーパー式の測定方法だとこのpHの範囲が同じ色で出がちで判別しにくい場合が多いです。