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今回はコリドラスとメダカの混泳について解説します。
水温にさえ気をつければコリドラスとメダカは混泳できます。
メダカの適温が5℃〜28℃で、コリドラスの適温が20℃〜27℃あるいは22℃〜25℃なので、これらに共通する22℃〜25℃の範囲でなら混泳できます。
どちらも温和な性格なので相性は悪くありません。
コリドラスによって20℃〜27℃で行けるのか、22℃〜25℃にしないといけないのか違うので販売サイトの説明などを読んでどちらの温度帯にすればいいか判断しましょう。
20℃〜27℃なら26℃固定の熱帯魚用オートヒーター、22℃〜25℃ならサーモスタット式の温度可変ヒーター、あるいは水槽サイズが小さいならメダカ用の23℃固定のオートヒーターが良いでしょう。
また水質についてですが、メダカのpHの適正値は弱酸性〜弱アルカリ性、コリドラスの適正pHは弱酸性〜中性なので、弱酸性〜中性に維持すれば混泳できます。
ただ後述するように弱酸性の軟水を好むコリドラスとか中性付近の新しい水を好むコリドラスがいるので、こうした飼育難易度が高いコリドラスを飼育する場合、コリドラスに飼育環境を合わせる必要があります。
上の話から以下の3パターンの水温管理が想定されます。
ヒーターは水槽の水量に応じて出力を決めないといけません。大きな水槽に小さな出力のヒーターを入れるといつまでも温まりません。
水槽の水量は以下となります。
| 水槽 | サイズ | 水量 |
| 30cmキューブ水槽 | 30×30×30cm | 約22〜24L |
| 45cm規格水槽 | 45×27×30cm | 約29~31L |
| 60cm規格水槽 | 60×30×36cm | 約59L |
30cmキューブ水槽なら以下のヒーターがおすすめ。
45cm規格水槽なら以下のヒーターがおすすめ。
60cm規格水槽なら以下のヒーターがおすすめ。
次が温度可変式のヒーターでの管理の場合。
サーモスタットを購入してそれに交換用ヒーターを繋ぐのが最終的には一番コスパが高いですが、サーモスタット一体型ヒーターでも十分ですし簡単なので、そっちをご紹介します。
まず30cmキューブ水槽と45cm規格水槽向けのヒーター。
次が60cm規格水槽向けのヒーター。
水量18L以下の水槽として例えば以下のような水槽があります。
| 水槽 | サイズ | 水量 |
| 30cmキューブ水槽 | 30×30×30cm | 約22〜24L |
| 25cmキューブ水槽 | 25×25×25cm | 約12~14L |
| 30cm S水槽(GEX) | W31.5×D18.5×H24.4cm | 約12L |
| 15cmキューブ水槽 | 15✕15✕15cm | 約2.5L |
25cmキューブ水槽とか30cm S水槽で少ない匹数を混泳させるならなんとかなるでしょう。
この場合はメダカ用のオートヒーターで飼育可能です。
コリドラスの飼育方法は以下の記事で網羅的に扱っているので参考にしてみてください。



コリドラスの飼育上の注意点は以下で扱っています。

メダカの飼育方法は以下の記事を参考にしてみてください。



メダカの飼育上の注意点は以下で扱っています。

pHはコリドラスによって適正値が変わるのでそれに合わせる必要があります。
まず低いpHが良いコリドラスの場合。pH5.5付近の弱酸性を好みます。この条件に当てはまるメジャーなところのコリドラスは以下となります。
基本的にソイルでの飼育が適しています。コリドラスとソイルについては以下で解説しています。

メダカにソイルは使えます。メダカのpHの適応範囲がpH5以上くらいなのでソイルでpHが下がっても問題ないです。
ソイルは軟水化作用もありますが、メダカは軟水で飼育可能です。
中性付近のpH(6.5〜7.0)を好むコリドラスはソイルを使うと弱酸性になってしまって都合が悪いです。
田砂やボトムサンドなどのpHに影響を与えない底砂がおすすめ。最強は田砂ですが資源が尽きてきているのか流通量が少ないのでボトムサンドなども検討しましょう。
頻繁な水換えで新鮮な水を維持するのが大切です。水温も種ごとに低めが良いとか26℃くらいで飼えるとかあるのでお魚の商品説明を確認してください。
この条件に当てはまるメジャーなところのコリドラスは以下となります。
基本的に飼育難易度が高いコリドラスになるので、できれば混泳させずコリドラスだけで飼育することをおすすめします。
ただこのコリドラスの条件にもメダカは適応可能なので、水槽の上のほうが寂しいなと感じたらメダカを入れてもなんとかなるでしょう。
適応pHが広く、ソイルでも大磯砂でも田砂でも飼育できるコリドラスはメジャーなところでは以下となります。
週一回の水換えで十分メダカと一緒に維持できます。メダカとの混泳に相性が良い飼育しやすいコリドラスです。
以下の項目に若干の注意が必要です。
メダカは強い水流だとフラフラ振られて弱るので弱い水流にしないといけません。
メダカに弱い水流が適してますという内容で以下の記事も参考にしてみてください。

ここまで厳密にやらなくても外掛けフィルター、スポンジフィルター、投げ込みフィルター、上部フィルター辺りを使えば水流が強くないのでメダカも十分飼えます。
各水槽サイズに応じたフィルターの特集は以下でやっています。
30cmキューブ水槽と45cm規格水槽なら以下のフィルター特集が参考になるかもしれません。

60cm規格水槽なら以下のフィルター特集が参考になるかもしれません。

逆に水中フィルター、外部フィルターなどは水中に強い水流を吐き出すのでちょっとメダカに心配です。
一応水流を弱める工夫はあるので、使いたいなら以下の外部フィルターをメダカに使うという記事も参考にしてみてください。

コリドラスはメダカの食べこぼしを食べることもありますが、残りエサばかりではやせ細って餓死してしまいます。
コリドラス向けの沈降性のエサがあるので、それをメダカの餌やりと一緒に与えましょう。
コリドラス向けのエサは以下のようなものがあります。
ひかりクレストコリドラスなら4匹に3粒くらいが一回の給餌量ですね。
ff num06は我が家のコリドラスに与えているエサになります。コスパは悪いですが、食いつきがよく、粒が細かいので独り占めがなくコリドラス全体にエサが行き渡ります。
ff num400はコリドラスのための高品質プレミアム健康管理フードです。
コスパもそれほど悪くないのでコリドラス用にいかがでしょうか。
メダカ用のエサは以下なんかがおすすめ。数分で食べきる量を与えます。
ハイパー良消化は粒が細かいのでメダカが食べやすいです。
キョーリンのメダカフレークはコスパが良いメダカ用のフードです。普通に食べますが、フレーク状でやや粒が大きいので小さいメダカは食べにくい場合があるのでハイパー良消化と併用するといいかもしれません。
基本的に体長1cmに飼育水1Lで考えると良いでしょう。
| 水槽 | サイズ | 水量 |
| 30cmキューブ水槽 | 30×30×30cm | 約22〜24L |
| 45cm規格水槽 | 45×27×30cm | 約29~31L |
| 60cm規格水槽 | 60×30×36cm | 約59L |
30cmキューブ水槽ならコリドラスの体長5cmと考えて4匹程度、45cm規格水槽なら6匹程度、60cm規格水槽なら12匹程度が良いと思います。
メダカを一緒に飼うとコリドラスの数を減らさないといけないと考えるかもしれませんが、我が家のグッピーとコリドラスの混泳の実績では、メダカはメダカでカウントしてかまいません。つまりメダカを余計に飼うのだからコリドラスをその分減らす必要はありません。
メダカはコリドラスと混泳させるなら体長1cmに飼育水1Lで考えるといいでしょう。メダカの体長を3cmとして、30cmキューブ水槽なら8匹程度、45cm規格水槽なら10匹程度、60cm規格水槽なら20匹程度が良いと思います。
メダカが小さいならもう少し飼えます。
メダカの繁殖に関しては以下の記事で扱っているので参考にしてみてください。

コリドラスの繁殖については以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。

今回はコリドラスとメダカの混泳についての話でした。
コリドラスに合わせて飼うのが基本になりますが、水流などはメダカに合わせる必要があります。
混泳はできないことはないので、水槽の上が寂しいならメダカとコリドラスを混泳するのも考えてみてはいかがでしょうか。

それほど難しくはありません