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今回は魚を移動させるために使うネット(網)を水槽掃除でも使いこなそうという内容です。
魚用ネットが水槽掃除で活躍
魚用ネットは水槽掃除でいろいろと使えます。
水面のゴミを物理的に除去
水面には葉っぱや小さなゴミが浮かんでいることがあります。
そういうときは魚用ネットを使うと便利です。
魚をすくわないように気を付けてササっとゴミをネットで取り除きましょう。
水換えのときに水槽を舞う黒ひげコケの除去
ある程度飼育日数が増えると自然に発生する黒ひげコケ。
コケ取り生体としてサイアミーズフライングフォックスを入れておけばとりあえず少なくなっていきます。
ただサイアミーズの欠点は以下のような場合があることです。
- 大きくなるので水槽が窮屈に見える
- 縄張りを主張して他のおとなしい魚を威嚇・攻撃する(特にある程度成長すると発生)
おとなしい魚として以下のような魚が挙げられます。
- 金魚(らんちゅう)
- コリドラス
メダカなんかも小さくておとなしいので危ないと思います。体格差がありすぎて万が一のときに危ないので試したことはないですが…。
コリドラスはサイアミーズがいなくなったら目に見えて生存確率が上がりました。やはりいじめられると生存率が低下します。
らんちゅうはサイアミーズとの棲み分けができて水槽の端っこに身を寄せるとこが増えました。なんだかかわいそうなので、混泳をやめました。
サイアミーズがいないのに黒ひげコケをどうすればいいのか。
基本的に「掃除」して物理的に除去することになります。黒ひげコケの掃除の仕方は以下で取り上げました。
木酢液や食用酢をスポイトなでで吹きかければ枯れるので魚やエビが食べてくれます。
ただし枯れるまで時間がある程度かかるので、すぐに目に見えている黒ひげコケを歯ブラシや手で取り除きたいというときもあるかと思います。
ちょっと黒ひげコケの根が強く張っているので、フィルターや水草から剥がすのに根気がいりますが、歯ブラシなどで除去可能です。
ヒーターやフィルターを水槽外に持ち出して歯ブラシで磨けばよいのですが、水槽のゴムパッキンなどの黒ひげコケは持ち出すことができないので水槽内でパッキンから剥がす必要があります。
しかしながら、全洗いしない場合、このタイミングで黒ひげコケが水中を舞います。
舞った黒ひげコケは放置すると水槽を漂って他の水草などに絡まり、再びそこで繁殖します。
つまり見失うと別の場所で再び繁殖してしまいます。
素早く効率的に舞う黒ひげコケを取り除くにはどうするか。
ネットでササっと取り除きましょう。
散らばる前にササっとネットで集めよう
やっかいな藍藻の物理的除去
藍藻は以下の条件下で発生しやすいです。
- 水がよどんでいる
- 水中の栄養分が多い(富栄養化)
この条件がそろうのは「メダカ」の飼育です。
藍藻はアオコとも呼ばれ、メダカの稚魚を育成しているとモヤモヤしたコケとして現れたりします。
上の記事ではモヤモヤしたコケを魚用ネットで取り除くと効率的という話をしました。
これ以外に発生する可能性があるのが「大人のメダカ」の水槽です。
これは全洗い直後のメダカの水槽です。
ただ少し水換えが滞ったりすると「ロカボーイ」の吸い込み部分の周りの底の砂利付近にべっとりと藍藻が増殖することがあります。
この原因は以下のようなものです。
- 吸い込み部分の周りには色々なゴミが集まってくるのでゴミが溶けて藍藻の栄養になる
- メダカは強い水流が苦手なので水槽内に強力なフィルターが使えないので水がよどみがち
藍藻が増殖する条件が整ってしまうのです。
これを除去するのも魚用ネットです。
やり方は以下のようになります。
- 砂利の上からネットでなでるように藍藻を引きはがす
- 引きはがした藍藻をネットですくう
- 藍藻が舞うのが問題なら砂利ごと藍藻をネットですくってバケツなどに砂利ごと移して砂利を洗ってから水槽に戻す
- 水槽を観察する頻度を上げて、藍藻の残骸を見つけたらこまめにネットですくう
藍藻を物理的に除去するときにネットはかなり優秀です。
水換えホースだと吸い上げた砂利が詰まっていくので定期的に下に落とす必要があり、落とすときに藍藻も一緒に水槽に落っこちてしまうなんてことがあります。
水換え用のホースでガサガサやるより簡単です
まとめ【魚用ネットを水槽掃除でも使いこなす】
今回は魚用ネットの水槽掃除での活用方法について書きました。
水槽の厄介者である「黒ひげコケ」と「藍藻」の物理的除去にネットを活用しましょう。
定期的に水槽のコケ落としをすると思いますが、そのときについでにネットでササっとゴミやコケを取り除けば、水槽をきれいに保つことができますよ。
ネットを上手に使えばメンテナンスがはかどるよ