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今回は外掛けフィルターがうるさいというときの静音化方法について解説します。
だいたい以下の原因が考えられます。
基本的に外掛けフィルターは水中モーターで駆動するので、エアーポンプで駆動するエアーリフト式のフィルターより静音です。
しかしながら同じ水中モーター駆動の水中フィルターや外部フィルターに比べて静音性が低い場合があります。
この原因はガラスとフィルターが接する部分に水中モーターの振動が伝わって、フィルターと接するガラス部分が一緒に振動することで音を発するからです。振動する物をガラスや陶器に当てるとビリビリと音がするのと一緒です。
また水中フィルターと外部フィルターは基本的に吐き出し水が水中に放出されるため水の落下音がありませんが、外掛けフィルターの場合水がある程度の高さから水面に落下するのでピチャピチャと音がします。
以下総合的なフィルター紹介となっています。外掛けフィルターや水中フィルター、外部フィルターの選択でお悩みならご覧ください。
基本的に外掛けフィルター自体をスライドさせたり、ちょっと触ると振動がうまいこと消える場合も多いのですが、しばらくするとまた音が鳴り出すことも多いです。
根本的な解決策はガラスとフィルターのプラスチックが接する部分にスポンジなどを挟むことです。
100均のスポンジマットなどが工作コーナーに売っているのでそれをハサミで切って間に挟むだけで結構違います。面倒なら通販でも買えます。
ガラスとフィルターが接する場所全てにまんべんなく挟んでください。
これは正直どうしようもないのですが、音を軽減する方法としては「落下距離を減らす」のが有効です。
落下音は落下する高さがあればあるほど大きくなります。
そこで水槽の水面の高さを水を多めに入れることで上げて、外掛けフィルターからの落下距離を短くすることで落下音を小さくすることが可能です。
これだけ色々やっても水中モーター自体の振動音があるので、完全な静音にはなりません。ただこれは外部フィルターなどの他のフィルターも一緒です。
これの対策としては「音エネルギー自体を減衰させる」という手法くらいしかありません。
「水槽を枕元から離した位置に設置する」「フィルターと枕元に何か家具を置く」という対策が有効と思われます。
また、音の大きさは距離の対数に比例して小さくなっていきます。(距離×2倍で−6dB)
(1) PATLITE, <技術豆知識>音圧と、距離による音圧の減衰について教えてください。
(1)によると音の大きさのイメージは以下のようになります。
例えばフィルターの音が40dBとか30dBだったとします。そして枕元と水槽の距離が50cmだったとします。
この距離を2mにすれば12dB程度音が減衰するので1段階以上静音になります。
枕元の頭のすぐ上に設置している水槽を例えばベッドの足元の位置に移動させるだけでかなり静音になると思います。
また水槽と枕元の間に大きめの家具を設置して、それを防音素材にするという方法も多少効果があります。
またディフューザー機能が付いた外掛けフィルターだとエアーを取り入れる音がジュワーっと継続するのでそれがうるさい場合もあります。ディフューザー機能をオフにするか、ディフューザー機能が無い外掛けフィルターを使いましょう。
今回は外掛けフィルターがうるさいというときの静音化について解説しました。
振動部分にスポンジなどを挟むとか、水の落下距離を短くするなどの方法をご紹介しましたが、それでも音が気になるときは音の発生源からの距離を広くとるとか何かしらの家具で音を弱くするというのも検討する必要があるかもしれません。
振動音は完全には無くならないので設置場所の見直しなどが必要な場合もあります