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60cm水槽のソイルの量はどのくらい?厚み別目安

今回は60cm規格水槽のソイルの量はどのくらいかという内容です。エビと水草水槽用の厚みの目安も解説します。
ソイルの量は基本的にL(リットル)
60cm規格水槽の大きさの目安は以下となります。
水槽 | サイズ | 水量 |
30cmキューブ水槽 | 30×30×30cm | 約22〜24L |
45cm規格水槽 | 45×27×30cm | 約29~31L |
60cm規格水槽 | 60×30×36cm | 約59L |
ここからソイルの量を考えるときは「底面積(cm2)✕厚み(cm)÷1000」=「目標のL(リットル)」と計算できます。
というわけで60cm規格水槽の目標のLは60cm✕30cm✕厚み(cm)÷1000なので、これに厚みを1cmから5cmまで代入してまとめてみます。
厚み | ソイルの容量(L) |
1cm | 1.8L |
2cm | 3.6L |
3cm | 5.4L |
4cm | 7.2L |
5cm | 9.0L |
ソイルが重さ(kg)で販売されていたら
一概に言えないのですが、我が家のソイルを計量カップで測ってみたところ、100mLで95gでした。つまり1Lでは950g程度つまり0.95kgということになります。この値を基準に考えます。
つまり上の表に0.95を掛ければだいたいの重さが算出できます。というわけでまとめてみます。
厚み | ソイルの重さ(kg) |
1cm | 1.71kg |
2cm | 3.42kg |
3cm | 5.13kg |
4cm | 6.84kg |
5cm | 8.55kg |
基本は算出方法に曖昧さが少ないL(リットル)での値を参考にしてみてください。
もし重量しかカタログに記載がない場合は上の重さの表も参考にしてみてください。
そもそも何cmに敷けばいいのか
エビ向けにソイルを使う場合と水草向けにソイルを使う場合で若干異なります。
エビ
エビは弱酸性を好みます。そのためソイルのpH調整作用でpHを弱酸性に維持するといいです。

そのためpHを6.0〜6.5くらいに維持できるソイルを3cm程度の厚みに敷くと良いでしょう。
厚みがなさすぎるとpH調整作用が少なくなるので弱酸性を保ちにくくなります。まあ水換えのペースにもよるので一概には言えませんが。アルカリの物質を弱酸性にするたびにソイルのpH調整作用に使うイオンの空きがなくなっていくので早く限界が来るはずです。
かといって5cmも敷かなくてもいいと思われます。もったいないので。
3cmくらいがちょうどいいんじゃないでしょうか。
エビ向きのソイルは以下がいいんじゃないでしょうか。エビにはエビ専用のソイルが簡単です。
ただエビにソイルを使うと弱酸性にはなってよいのですが、エビの殻はカルシウムやマグネシウムなどのミネラルを水中から吸収して作られるので、ソイルの持つイオン交換作用で脱皮不全になる場合があります。
ソイルはイオン交換作用によって水中のカルシウムイオンやマグネシウムイオンを吸着して水中から除去するので、脱皮不全になりやすいんです。
そのため普通は添加剤を入れます。エビの動きが悪くなったら使いましょう。
水草
水草水槽にソイルを使う場合は5cm程度がいいと一般に言われています。
というのも水草は3cmくらいの厚みのソイルだと「抜けてしまう」のです。
根を張るまでが特に抜けやすくて、基本的に最初は購入した水草を植えて、挿して根が張るのを待つのですが、そのときにソイルに厚みが無いと抜けてしまいます。
そのため5cmくらいがいいと思われます。
ソイルの種類として「栄養系」と「吸着系」があるのですが、その違いやおすすめ商品は以下の記事をご覧ください。

基本的に栄養系ソイルを使うか吸着系ソイルに液肥などをプラスして水草の栄養を保ちます。
ただ栄養系は結構コケが出やすいのでこまめな掃除が必要です。
水草をお探しならcharm楽天市場店がおすすめです。
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まとめ【60cm規格水槽のソイルの量について解説しました】
今回は60cm規格水槽のソイルの量について解説しました。ソイルを検討するときの参考になりましたら幸いに存じます。

基本はL(リットル)を目安にしてください