コリドラスはヒーターなしで飼える？ちょっと難しい

今回はコリドラスはヒーター無しで飼えるのかという内容です。

コリドラスの適温

コリドラスの水温に関しては以下の記事で解説しました。

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コリドラスの適温は20℃~27℃程度です。

高温には弱く、30℃程度になるとポツポツ落ち始めます。

これだけ書くと適温は範囲の中間をとって24℃〜25℃くらいとなり、普通の熱帯魚用オートヒーターの26℃よりやや低い水温が良いということになります。

ただ26℃がめちゃくちゃ悪いというわけではなく、実際我が家では飼育と繁殖も26℃のオートヒーターでうまく行っているので26℃固定のオートヒーターでも十分飼育可能です。

低温にも限度がある

ではちょっと低い水温が適しているコリドラスは低温耐性が高いのでしょうか。

そんなことはありません。実際適温の下限は20℃程度なので、冬に無加温で飼育すると日本の冬は越せません。

確かに青コリ（パレアタス）だけは無加温での冬の飼育に成功したという報告はあります。

（参考：モノしんの正々直々レビューBLOG, 【アクアリウム】青コリドラスの無加温飼育！一冬越してどうなった！？）

上のブログでは最低水温10℃くらいでの成功のようです。

ただ無加温で冬越しできた報告は青コリぐらいであり、他のコリドラスでは存在しません。

基本的にコリドラスはブラジルなどの南米の魚なので暖かい地域のお魚です。

日本の冬は寒すぎるため、基本的にヒーター無しでの冬越しは不可能です。

電気代をケチって魚が寒さで死んでしまうでは元も子もないでしょう。

ヒーターで加温して飼いましょう

というわけでコリドラスにヒーターは必須です。

特に20℃以下の日が頻発する春・秋・冬はヒーターがどうしても必要ですし、そもそも夏もヒーターを入れておいたほうがいいです。

夏にもヒーターはあったほうがいいという内容の以下の記事もご覧ください。

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というのも本州は夏でも最低気温19℃とかの日って結構あるんですよ。コリドラスの適温から外れます。

なので基本的に年中ヒーターは稼働させておいたほうがいいでしょう。

以下おすすめヒーターのご紹介です。26℃固定のオートヒーターで十分飼えます。

ヒーターを選ぶ際の検討項目は「水槽の水量」です。水量が多いのに出力が小さい（ワット数が低い）ヒーターを使うといつまでも温まりません。

代表的な水槽の水量を以下に示します。

まず30cmキューブ水槽におすすめのヒーター。SH80です。

次が45cm規格水槽用のヒーター。SH120です。

最後は60cm規格水槽用のヒーター。SH160です。

GEXのヒーターは安全装置が2段階入っていて、普段はセンサーだけ働いてヒーターの空中での異常高温で止まるのですが、センサーだけ働いているので再使用が可能です。センサーも壊れるとヒューズが飛んで再使用不可になります。

またヒーターカバーも標準装備なのでコリドラスがヒーターの上で休んでも火傷しにくいですし、縦置きも可能なので水槽への設置性能も高いです。

なおコリドラスなら全部が全部オートヒーターで飼えるかというとそうとも言い切れなくて、例えばイルミネータス、ベネズエラブラックなどは24℃くらいで飼育したほうが良いと言われています。そういうときは温度可変式のヒーターを購入しましょう。この2種のコリドラスは「高頻度水換えによる新鮮な（硝酸塩が少ない）水」と「中性付近のpH」も必要になります。

コリドラスの飼い方

当サイトでは各水槽サイズごとにコリドラスのおすすめの飼い方を網羅的に解説した記事を書いてきました。

30cmキューブ水槽でのコリドラス飼育なら以下の記事になります。

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その他コリドラス特有で飼育するときの注意事項について解説した以下の記事も参考になるかもしれません。

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夏の水温

コリドラスは基本的に28℃を超えると黄色信号で、30℃で赤信号です。

夏場は何らかの手段で水槽を冷却する必要があります。

水槽の冷却に関しては全体的な方法の解説が以下となります。

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まとめ【コリドラスをヒーターなしは無理】

今回はコリドラスはヒーター無しで飼えるのかという内容でした。

基本的にヒーターなしは無理なのでちゃんとヒーターを使いましょう。