水槽アイテム・生体紹介

テトラのスポンジフィルターをおすすめする理由

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今回はテトラのスポンジフィルターの紹介です。

スポンジフィルターのろ過力

スポンジフィルターはスポンジを水が流れることでろ過するフィルターです。

基本的にエアーリフト式と言って、エアーポンプで泡がパイプを流れるときにできる水流がスポンジを通ることでスポンジに繁殖したろ過バクテリアがろ過を行うという仕組みです。

ただスポンジを水が流れるだけでろ過するのだろうか、と疑問をもたれるかもしれませんが、45cm水槽くらいならスポンジフィルターだけで十分維持できるくらいにはろ過力があります。以下は私が以前運営していた45cm水槽でのスポンジフィルターです。

水も透明になりますし、特に不便はなかったですね。

以下はスポンジフィルターの種類と適合水槽のサイズの目安です。(参考:スペクトラム ブランズ ジャパン 株式会社, テトラ ツインブリラントスーパーフィルター

フィルター名適合水槽
テトラ ビリーフィルター45cm以下
テトラ ツインビリーフィルター45cm以下
テトラ ブリラントフィルター60cm以下
テトラ ツインブリラントフィルター60cm以下
テトラ ブリラントスーパーフィルター75cm以下
テトラ ツインブリラントスーパーフィルター75cm以下

特にこだわりがないなら、45cm水槽くらいに使う場合「テトラ ツインブリラントフィルター」がおすすめ。

私が実際に使用してこれ一つで45cm水槽を維持できていたためです。縦置タイプで使いやすいですし、単体で60cm水槽まで使えるので、45cm水槽でのろ過力は十分です。

また同様スペックに「テトラ ブリラントフィルター」がありますが、こちらは横置きタイプなので、水槽でヒーターなどと場所を取り合いがちです。でもツインブリラントよりちょっとお安いので、好みで使い分ければいいと思います。

スポンジフィルターのメリット

スポンジフィルターのメリットは以下となります。

  • エアレーションもできる
  • ろ過力十分
  • スポンジの耐久性が高く投げ込み式よりゴミが少ない
  • 稚魚を吸い込まない

まずスポンジフィルターはエアーリフト式なので、吐き出し口から空気の泡が出ます。

これが水槽に酸素を溶け込ませると同時に、吐き出し口から出てくる水流が水面をゆらゆら揺らしてそれが酸素を水中に溶け込ませます。外掛けフィルターが水面を波立たせて酸素を溶け込ませるのと同じです。

次にスポンジフィルターのろ過は物理ろ過と生物ろ過を行いますが、メインは生物ろ過です。

スポンジというのは内部に無数の穴が空いている状態なので、ろ過バクテリアがたくさん住み着きます。ただの空き缶のような筒より、内部にたくさんの穴があるほうが表面積を大量に稼ぐことができるのです。表面積が大きいほうがろ過バクテリアの住処が増えるわけです。

スポンジフィルターのろ過力は特に足りないということはありません。

また値段だけ見ればロカボーイなどの投げ込み式フィルターより若干お値段が高いですが、ロカボーイのろ過マットは消耗品で数か月でボロボロになります。そのたびに新しいマットを補充しなければいけません。

しかしスポンジフィルターのスポンジは耐久性があり、一度導入すると水換えの時に少しもみ洗いするだけでよく、乱暴に使わなければ数年はもちます。

ただし後述のデメリットでフィルターを水槽に固定するキスゴムの耐久性が低く、数か月で吸着力を失うので、それを定期的に購入する必要があり、ランニングコストはロカボーイでろ過マットを定期購入するのと大して変わらないような感じになります。

ただしキスゴムのほうがロカボーイのマットよりはゴミは少ないです。

またスポンジから飼育水を吸い込むので稚魚が吸い込まれないというメリットがあります。

エビやグッピーの稚魚などの育成に安心して使えます。

スポンジフィルターのデメリット

スポンジフィルターのデメリットは以下となります。

  • 濾過槽が水中にあり水槽が狭くなる
  • 定期的にキスゴムを購入しないといけない
  • エアーポンプがうるさい
  • 水草水槽だとCO2が逃げてしまう

スポンジが水中にあるので外部フィルターや外掛けフィルターより水槽が少し狭くなります。

またキスゴムが消耗品です。数ヶ月で固定能力を失うので定期的な購入が必要です。

また外部フィルターなどの水中ポンプよりエアーポンプのほうが比較的うるさいです。

寝室などでは致命的な場合があるので気をつけましょう。

またエアレーションすることになるのでCO2が逃げやすく、水草水槽には不向きです。水中フィルターや外部フィルターを検討しましょう。

キスゴム不要な投げ込み式スポンジフィルターもある

キスゴムのランニングコストを抑えたいなら投げ込み式のスポンジフィルターもあります。

スポンジの掃除は面倒ですがランニングコストは減ります。

なぜ色々なメーカーの中であえて「テトラ」なのか

テトラと似たようなスポンジフィルターはたくさんありますし、そういう製品でもあまり性能に差はないです。

しかし以下の点でテトラのほうがメリットがあると思われます。

  • ペットショップでの扱いが多くキスゴムを入手しやすい
  • スポンジの取り外しが簡単でメンテナンスしやすい
  • テトラブランドなので品質がある程度保証されている

テトラのスポンジフィルターは有名で昔から使われてきたのでペットショップでの扱いが多いです。

それによって専用キスゴムも販売されている場合が多く、欲しいと思ったときにすぐ入手できる確率が上がります。

またスポンジを簡単に外せるような構造なので、投げ込み式スポンジフィルターのような重りとスポンジが一体になっているようなものよりスポンジのメンテナンスがしやすいです。

エアーが出る筒の部分も分解しやすく洗いやすく作られています。長年同じ形で売られているということはそれだけ完成した製品ということなのです。

またスポンジフィルターの類似品は当たり外れがあり、スポンジの粗さが荒すぎてろ過力が弱かったりするので販売サイトのレビューなどを参考に選んだ方がいいでしょう。

その点でテトラの製品ならアクアリウム用品の老舗なので品質はある程度保証されているので、悩むことが少ないです。

スポンジフィルターにおすすめするエアーポンプ

60cm水槽まで使えるテトラ ツインブリラントフィルターでさえ使用するエアーポンプは小さいもので十分です。

大きいエアーポンプだと水流が強くなりすぎてかえって魚に優しくなくなってしまいます。

テトラ ツインブリラントフィルターなら以下の2つのどちらかをおすすめします。

一つ目が水作の水心シリーズ。静音性が高いです。吐出し量調節ダイヤル付きで、最小吐出し量にして使うのが一番静かでスポンジフィルターの流量もちょうどよいです。

二つ目がGEXのe-AIRシリーズ。安いのですがそれなりに静音です。

まとめ【スポンジフィルターならテトラがおすすめ】

今回はスポンジフィルターの特徴やおすすめするテトラの製品を解説しました。

スポンジフィルターは安いなりに性能十分なので、見た目が許容できるなら検討してみてはいかがでしょうか。

キスゴムは定期的に交換したほうがいいよ