60cm水槽でエーハイム2213,2215,2217はどれがいいのか

今回は60cm規格水槽でエーハームの外部フィルターの2213, 2215, 2217のどれを選べば良いのかという内容で解説します。

エーハイム2213

エーハイム2213は通常の60cm規格水槽なら使えます。

【適合水槽サイズ】

海水魚水槽でないなら60cm規格水槽まで対応していますね。

エーハイム2215

エーハイム2215はあらゆる60cm規格水槽に使えます。

【適合水槽サイズ】

2213とは違って海水魚水槽でも60cm規格水槽をカバーしています。

エーハイム2217

エーハイム2217はあらゆる60cm規格水槽に使えます。

【適合水槽サイズ】

適合水槽が75cm水槽からとなっているので、60cm規格水槽だとやや過剰ですね。

60cm規格水槽ならどのモデルがいいのか

生体が多くないなら2213で十分でしょう。

外部フィルターはもともとろ材がたくさん入るのでろ過力が高いです。特に生物ろ過にはめっぽう強いので、2213でも十分ろ過してくれます。生物ろ過の詳細は以下の記事でも解説しているのでよろしければご覧ください。

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ただ海水魚水槽だと2213では力不足なので2215にしましょう。

2213と2215の選択で迷ったら

生体数が多いとか少ないとかどうやって判断したらいいのだろうか、となると思うので、一応の目安を示します。

小型カラシンやグッピーがメイン

ネオンテトラなどの小型カラシンやグッピーなどの比較的小さなお魚の場合、それほどエサの投入量も多くないので、上限を60匹として、そのくらいでも2213で飼えるでしょう。

小型カラシンを60cm規格水槽で何匹飼えるのかというのは以下の記事もご覧ください。

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コリドラス

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コリドラスもそれほど大量のエサを必要とするわけではないので、「人工飼料」メインなら2213で良いでしょう。

ただし冷凍アカムシやイトミミズなどの人工飼料ではないエサを与えるなら水がすごいスピードで汚れますから、2215にしてろ過力を高めたほうが安心です。

コリドラスのエサに関しては以下の記事もご覧ください。

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小型プレコを60cm規格水槽で5匹くらい飼うなら2213で十分です。

ただ繁殖させたいならもっと飼育するでしょうから、そのときは2215にしたほうがいいでしょう。

大型プレコはエサをたくさん食べるし体長も大きいので2215にしておいたほうが後々まで十分飼育するという意味では良いでしょう。

プレコには水流と酸素が必要なのでそちらも考慮してください。それについて扱った以下の記事もご覧ください。

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金魚

金魚も大きさでどのモデルの外部フィルターが必要か変わってきます。

金魚を60cm規格水槽で何匹飼えるのかというのは以下の記事で扱っています。

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体長5cmなら12匹。体長10cmなら3匹〜6匹、体長15cmなら2匹くらい飼えます。

金魚はエサが結構必要なので、上の上限いっぱいに飼育するなら2215にしておいたほうが安心です。

上限の半分くらい飼育するなら2213でもいいでしょう。

鯉

鯉は巨大化しますから、60cm規格水槽だと鯉は30cmくらいまで成長するので、2匹くらいが上限になると思います。

ただし15cmを5匹とかで飼育することも結構あるのでろ過を強化する意味でも2215で飼育したほうがいいでしょう。

2匹で飼育しても30cmの鯉が水槽に2匹入っていたらエサも多く必要ですし、ろ過は強いに越したことはありません。

メダカ

メダカは買ってきたメダカか自家繁殖したメダカかで難易度が結構変わります。

自家繁殖したメダカの方が圧倒的に簡単です。

まず基本的に60cm規格水槽で飼育できるのは1匹1L説で約60匹です。

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ただメダカはそれほどエサを必要としないので、2213で十分だと思います。

問題は外部フィルターの水流をどうするか。

メダカは強い水流だとフラついて弱るので、エーハイムのナチュラルフローパイプなどで水流を弱めるほうがよいでしょう。

メダカを外部フィルターで飼育するという内容は以下の記事もご覧ください。

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そもそも外部フィルターは何が優れているのか

外部フィルターのメリットは三つあります。

生物ろ過に優れているので、ろ過力が高いです。生物ろ過とは何かという内容の以下の記事も参考にしてみてください。

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60cm規格水槽にスポンジフィルターを1個とかよりはかなり安心感が高まります。

またフィルターの飼育水が空気に触れないのでCO2が逃げにくいです。CO2が空気に触れて逃げるという内容は以下で解説しています。

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またフィルター本体が水槽の外にあるので、水槽内の遊泳スペースが広くなるというのもメリットです。

60cm規格水槽のフィルターの色々な選択肢

60cm規格水槽で使えるフィルターは外部フィルター以外にも色々あります。

60cm規格水槽で使えるフィルターの特集を書いた以下の記事も参考にしてみてください。

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まとめ【60cm規格水槽なら2213か2215がちょうどいい】

今回は60cm規格水槽でエーハームの外部フィルターの2213, 2215, 2217のどれを選べば良いのかという内容で解説しました。

水の汚れ安さや生体数の多さで2213か2215を使い分けると良いでしょう。