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今回はメダカの卵をほったらかしにせずに最低限の手間で本水槽への放流まで持っていく方法を解説します。
メダカの卵は親と同じ水槽に入れておくと食べられてしまいます。
メダカはだいたい夜明け頃に卵を産むと言われているので、卵を食べられないようにしたいなら朝の餌やりのときにでも毎日確認して稚魚ネットなどに隔離しましょう。夜や昼よりは朝確認したほうが食べられるリスクが低下します。
本当に放置でメダカの卵を孵化させて成魚まで持っていくのはかなり難しいです。というのも孵化したばかりの針子と呼ばれる小さい状態の稚魚は簡単に親に食べられてしまうからです。
卵でも食べられて、生まれても食べられてしまうとなるとほとんど生き残ることはできないでしょう。
水草を多めに入れておけば運良く生き残る場合もありますが、繁殖させたいなら隔離して育てたほうがよいでしょう。
卵が孵ってもその後の管理が重要です。
孵ったばかりの針子と呼ばれる非常に小さい稚魚はある程度育った体長5mm以上くらいの稚魚の口に入ってしまいます。
そのため先に生まれた稚魚がある程度育っているなら別の稚魚ネットで生まれたばかりの針子を育成しないといけません。
では具体的なやり方を解説していきましょう。
産卵床を入れて23℃以上を保っておけば4月から9月くらいの間なら産卵します。日照時間12時間〜13時間が必要なのでそのくらいの時期になります。
まずヒーターを使うならガラス水槽が必要です。プラスチック容器だと溶ける可能性があるのでガラス水槽を使いましょう。25cmキューブ水槽くらいがちょうどいいです。30cmキューブだと水量があるのですが、そのせいでメダカヒーターの出力で足りなくなる場合があるんですよね。
メダカ用のヒーターなら23℃程度を自動で保ってくれるので簡単です。
産卵床も一般販売されているものなら何でもいいです。
ガラス水槽のフィルターはロカボーイSを入れておけばOKです。パワーアップパイプの利用を推奨します。
次は水槽に稚魚ネットを2種類入れます。
我が家で使っているのはスドーの産卵ネットです。稚魚がスリットから出ないなら何でもいいです。
もう一つ入れます。メダカの浮くネットです。
メダカの浮くネットに採取した卵をバンバン入れていきます。卵のカビはネットが入っている本水槽のろ過とエアレーションがちゃんとしていれば大きな問題にはなりにくいです。私はメチレンブルーとか塩素入り水道水などの手間が大変なので特に気にせずバンバン卵を浮くネットに放り投げて育成しています。
平均水温✕日数=250[℃・日]となったらだいたい孵化するので、生まれたら100均のレンゲなどで稚魚を産卵ネットに移動させます。
産卵ネットにメダカの稚魚用のエサを与えて育成します。
上のやり方だと稚魚が5mmくらいを超えると生まれたばかりの針子が口に入ってしまうので食べられてしまいます。
そこで産卵ネットと浮くネットをもう一つずつ用意します。
4つ浮かべると水槽の水面面積が足りないので、産卵ネットに浮くネットを入れてしまうと簡単です。
このコンボを使うには浮くネットは「小」ではなく「特小」を利用します。ちょうどスドーの産卵ネットLに浮くネットの特小が入るんですよね。
上の画像の右上の浮くネットが汚いですが、これは「孵化が始まっている浮くネット」です。そしてそれが入っている産卵ネットにはほとんど稚魚がいません。なので針子を移動させて安全に育成できます。
これなら孵化した稚魚を本水槽にレンゲから落っことす心配がほぼ無いのでやりやすいでしょう。
そして左側の浮くネットにはまだ孵化していない卵が入っています。これが入っている産卵ネットにはある程度成長した稚魚が入っています。この稚魚が大きくなったころに卵が孵るので、大きな稚魚を本水槽に移して産卵ネットを空にして洗ってから、孵った針子を産卵ネットに移します。
そして右上の浮くネットの孵化がすべて完了したら洗って再設置して卵を入れます。すると今度はこの産卵ネットが「成長した稚魚」「生まれたばかりの卵」のネットになります。
これでだいたい「卵」「稚魚」「ネットの掃除」を連続してさばくことができるので、卵を無駄にせずにたくさんメダカを殖やせると思います。稚魚の成長と卵の孵化のバランスがいまいちならもう一つ産卵ネットと浮くネットを用意するといいでしょう。
産卵ネットと浮くネットの組み合わせは水面をかなり専有するので、メダカの本水槽や稚魚専用水槽など色々な水槽を利用してなんとか場所を確保してみてください。我が家はグッピーを飼っている45cm水槽を利用しています。
今回はメダカの卵をほったらかしにして育つのかという内容を解説しました。
ほったらかしでは育ちにくいので、ちゃんと隔離して育成しましょう。
投げ込みフィルターならろ過とエアレーション両方できておすすめです