[PR]当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
今回は隠れるお魚タイガープレコが見える位置に出てこないという話題に対する解決方法を解説します。
タイガープレコはどういうお魚なのか
基本的に南米の川に住むお魚です。キングロイヤルペコルティアなどの「キンペコ」とはちょっと住む場所が違います。ただしキンペコも南米のお魚です。
しかしながらどちらも小型プレコなのでそれほど飼育に違いはないと思われます。
特にキンペコよりタイガープレコは丈夫な印象がある(と言っても注意点や限度はある)ので、キンペコが飼えるならその方法をタイガープレコに当てはめても飼えると思われます。
小型プレコの特徴として渓流の岩場に川の流れが当たってシュワシュワしているような場所の岩と岩の間に隠れて暮らしていると言われています。
つまり基本的に隠れる魚です。
ちなみに以下の記事で解説していますが、タイガープレコの縞模様は岩や流木に当たる光と影の保護色と思われます。そういう場所に隠れて日差しが当たっときに目立たないように縞々を保護色にしているようです。
なのでそういうところに隠れるということを頭に置いておくとよいでしょう。
なぜタイガープレコが表に出てこないのか
「基本的に隠れる魚だから」です。
そうは言っても鑑賞できない魚を飼っていてもおもしろくありません。
なんとか観察する方法はないのでしょうか?
タイガープレコを観察する方法
つまり岩と岩の間に隠れることができるようなレイアウトにして、横から岩の隙間が見えるようにすれば、タイガープレコは隠れているのでストレスが少ないですし、人間は隠れているところを観察できるようになっていいわけです。
以下は私が作ったタイガープレコ4匹の石を使ったレイアウトです。
この石の間にタイガープレコが隠れてくれたので、水槽を横から見てみると石の間に隠れているタイガープレコが観察できます。
安売りの石でもちゃんと組み合わせれば平べったい隙間を作ることができます。以下の青華石のセットなら「大」サイズの石が必ず一つ入っているのでそれを起点に「中」や「小」の石で支えや高さ出しをすれば最低限の隠れる隙間は作れるでしょう。
ベアタンクに石をそのまま置くと割れる危険性があるので、低床として砂を敷きましょう。
我が家では以下の写真の平べったい隙間に結構な確率で隠れています。
確実に見たいなら複数匹での飼育をおすすめします。狙った場所に隠れる可能性が上がるからです。
ただし隠れる場所よりもタイガープレコの数が多いと、たまに縄張り争いをするので争いに負けたプレコが隠れる場所がなくなり、衰弱してしまう可能性があるので隠れる場所は多めに準備しましょう。
私のレイアウトでも左側に管理が楽なミクロソリウムセミナローやアヌビアスナナで林を作ってあげていつでも逃げ込めるようにしています。実際石の間に隠れたのは4匹中2匹で残りの2匹はこの林で暮らしています。
ミクロソリウムやアヌビアスナナは根を深く張らない水草なので低床が砂でも埋めなくてよいので使いやすいですよ。埋めなくても低床の上に置いておくだけで維持できます。
夜は結構活発に出てくる場合が多い
昼間でも人の気配が少なかったりするとタイガープレコは表に出てくる時があります。
しかし夜のほうが活発です。
夜に照明を消してしばらくすると表に出てきて結構ダイナミックに動いていることが多いです。
水槽の照明を消して室内の照明(部屋の天井のシーリングライト)を照らしておく、つまり人間は明るい室内で活動できるけど水槽の照明は消えているくらいの状況だとタイガープレコは夜と認識して表に出てきやすいので、薄暗い水槽を眺めるとタイガープレコを観察できる可能性が高まります。
エサをあげても表に出てくることはまれ
エサはコリドラスタブレットを与えています。
隠れる場所の近くにうまく落とせば食べる様子を観察できるのですが、隠れながら食べるので、エサで表に連れ出すのは結構難しいです。
表に誘導するよりは上で解説したように石を組んで隙間を作って、そこに隠れるように誘導して隙間を観察できるようにするのが現実的です。
タイガープレコの飼い方
基本的に以下の記事で総合的に解説しています。
酸素量とpHに特に注意が必要です。隠れる場所も作ってあげましょう。
おすすめ水中ポンプです。流量調節つまみ付きです。水流の勢いを調整できれば強すぎて超絶洗濯機グルグルみたいな水流を防げる確率が高まります。他の速すぎる流れで衰弱するような魚もいる場合は特にこの機能は重要です。
まずは50Hz用。
次が60Hz用。お住いの地域の電気の周波数を確認してからお求めください。
まとめ【タイガープレコが出てこないときは石を組んで隠れさせてそこを観察する】
今回はタイガープレコが出てこないというお悩みをどうするかという視点で解説しました。
基本的に表に連れ出すのは難しいので、石を組んで観察できるような平べったい隙間を作って、そこに隠れてもらうのを待つのが現実的です。
エアレーションや水流も忘れずに!
キンペコ系の系統不明種を選べば結構安く手に入ります。まだタイガープレコを導入する前ならこちらを検討するのも結構楽しいかもしれません。