水槽アイテム・生体紹介

アマゾンソードは意外に大きくなる?高さ30cmでは足りないかも〜代替手段としてのミクロソリウム・セミナロー

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はじめに

今回の内容を動画にまとめました。よろしければご覧ください。

今回はアマゾンソードとその代替手段としてのミクロソリウム・セミナローに関する話です。

アマゾンソードは安価で丈夫で育てやすい水草です。

しかしながらこの写真をご覧ください。

高さ30cmの45cm水槽でアマゾンソードを育てるとこうなります。

経験上、アマゾンソードはもう少し高さがある水槽で育てたほうが窮屈になりにくいです。

こちらは30cmHigh水槽、高さ40cmです。

このくらい高さがあれば、とりあえずアマゾンソードを育てても維持しやすいでしょう。

今回はアマゾンソードの水槽高さに関する話を中心に、高さ30cmの水槽に植えられる代替の水草としてのミクロソリウム・セミナローに関して紹介していきます。

アマゾンソード情報

オモダカ科(Alismataceae)エキノドルス属(Echinodorus)

の植物です。

アマゾンソードはエキノドルスの仲間です。

他に水草でエキノドルスという名前で様々な種類のものが流通しています。

南米原産です。

アマゾン

のソードなんですね。

エキノドルスの仲間は基本的に光量が必要ですが、アマゾンソードは経験的にあんまり光量がなくても育ちます

水槽内が明るいと感じるくらいの光量ならそれなりに維持できます。

アマゾンソードの難しい点とおすすめの水槽高さ

育てやすく、CO2の添加も不要で丈夫なアマゾンソードですが、その最大の難点は

結構大きくなる

ことです。

これは高さ30cmの45cm水槽にアマゾンソードを植えた写真です。

水面に葉が到達してしまい、上に行けないから横に広がっています。

水槽の裏の配線とか、ヒーターの線とかを隠すのにはいいのですが、ちょっと窮屈な感じになります。

高さ40cmの30cm水槽だとこんな感じ。

まあこれでも水上に達してしまうのですが、高さ30cmのときよりは、上に伸びる感じが出ます。

アマゾンソードを植えるなら、水槽の高さが40cm以上あるといいですね。

代替手段1 小さいエキノドルス

アマゾンソードの仲間が植えたいなら、小さいエキノドルスというのがあります。

(水草)エキノドルス テネルス(水中葉)(無農薬)(5株)

参考:Amazon, 「エキノドルス テネルス(水中葉)(無農薬)(5株)」, 閲覧日:2023-02-24.

あるいはこういうの。

(水草)エキノドルス ベスビウス(水中葉)(無農薬)(1株)

参考:Amazon, 「エキノドルス ベスビウス(水中葉)(無農薬)(1株)」, 閲覧日:2023-02-24.

ただし、サイトにあるように、光が結構必要です。

エキノドルス属は基本的に光量が必要です。

まあ南米原産が多いし、アマゾン川は赤道近くの熱帯だから日照時間も一年を通して多いし、光が当たり前の環境にいるんでしょう。

光が必要だと、当然電気代が高くなります。

低予算管理を目指している場合そこがコスト的に厳しくなります。

というわけで、私は次の代替手段としてミクロソリウム・セミナローに落ち着いています。

代替手段2 ミクロソリウム・セミナロー

我が家では高さ30cmの45cm水槽には、アマゾンソードではなく、ミクロソリウム・セミナローを導入しています。

高さが30cm程度でもちょうどよく収まります。

陰性水草なので照明もそれほど強いものが必要ありません

水槽が明るければOK。

我が家はワット数 5W程度の照明で維持しています。

しかもミクロソリウム・セミナローは簡単に増えます

水に入れておくと葉っぱからまた葉っぱが生えてきて、それを切れば増えます。

つまり低予算に優しいのです。

一株導入すれば、だんだん増えてくるので、それを分割して他の水槽に入れる。

他の水槽でも同じように増えるので、また増えたら分割して入れる。

手軽に安価に水槽に緑を増やせます。

しかも根が活着する水草なので、底床に埋める必要がないんです。

すると底床の厚さが薄くてよいので、底床代も浮きます。

我が家では株をただ砂の上に置いているだけです。

結構浮くので、石などにテグスで巻いて沈めてあります。

管理も簡単。増えてきたら根っこごと半分に切るだけです。

埋め直す必要がないので手入れの時間的コストも浮きます

低予算管理の味方です。

ミクロソリウム・セミナローの耐陰性

耐陰性の話題が出たのでちょっと植物の耐陰性に関しての情報を。

ミクロソリウム・セミナローはシダ植物です。

シダ植物は低光量に耐える耐陰性植物です。

まあ全てが耐陰性ではないでしょうけど、概ね耐陰性があるようです。

光補償点は草本性、木本性の別や植物分類学上の位置には関係なく、種特有であるが、自生地の環境に関係が深い傾向にあり、熱帯産の観葉植物やシダ類は補償点が概ね500lxと低く、その前後での高低が比較される。

参考:平田良樹, 「室内緑化植物の選定基準」, 照明学会誌1993 年 77 巻 Appendix 号 p. 203-204.

ちなみに耐陰性のあると言われるミツバで1000lxだから、かなり低い。

逆に、耐陰性のあるミツバは
・光補償点:1,000ルクス
・光飽和点:30,000ルクス
と両点とも低く、窓際菜園向きの野菜と言えます。

参考:千田 一徳, マイナビ農業, 「室内で野菜を育てる! 光の量はどのくらい必要? 計測もしてみた!」, 閲覧日:2023-01-30.

ちなみに耐陰性のある観葉植物として挙げられるポトスの光補償点の情報も。

Epipremnum aureum showed a light compensation point similar to P. scandens Subsp. oxycardium, 38 μE m-2sec-1,before acclimatization. However, after 4 weeks of acclimatization, the light compensation point was decreased 68% to 12 μE m-2sec-1, and a total of 84% to 6 μE m-2sec-1 after 15 weeks of acclimatization.

翻訳

「ポトスはヒメカズラと同じ光補償点を示しました。それは順化の前で38 μE m-2sec-1でした。しかしながら4週間の順化のあと、光補償点は68%減少しました、12 μE m-2sec-1。そして合計84%の減少でした、6 μE m-2sec-1。それは15週間の順化のあとでした。」

参考:W. C. Fonteno and E. L. McWilliams, 「Light Compensation Points and Acclimatization of Four Tropical Foliage Plants1」Journal of the American Society for Horticultural Science, Volume 103: Issue 1, 1978.

6 μE m-2sec-1というのだいたい540lxくらいです。

ポトスとシダ植物の光補償点は同じくらいですね。

そのくらいが最低限の光の目安になりそうです。

耐陰性のあるミクロソリウム・セミナローもシダ植物の特徴が出ているんでしょうね。

まとめ

今回はアマゾンソードは高さ40cm以上の水槽に植えましょうという話と、高さが30cm程度しかないなら代替手段でミクロソリウム・セミナローはいかがでしょうか、という話をしました。

高さ30cm程度の45cm水槽では、後景に良いとされるアマゾンソードは大きくなりすぎます。

購入の際はその点に注意して導入されることをおすすめします。