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はじめに
アクアリウムを始めると
「あの魚も買いたい」
という欲求が湧いてきます。
例えば
- グッピーを始めたけど、ベタを飼いたい
- インターネットでアピストのきれいな動画を観たから買ってみたい
- あ、プレコの繁殖面白そう
全部を混泳させるのは無理です。
「じゃあ新しい水槽を立ち上げるか」
という結論になるのは当たり前です。
水槽を増やせば自由時間は減ってしまいます
しかしながら水槽のメンテナンスには時間がかかります。
メンテナンスの仕方に関してまとめました。
このくらいの手間はかかります。
>手入れの頻度はこれでOK。継続のための「3・3・7」と「A・B・C」
それでは始めていきましょう。
経験的に
水槽3〜4本で水換えに週一回1時間〜1時間半
このくらいはかかります。
「このくらいならできるでしょ」
と最初は思います。
いつものメンテナンスがちょっと大変になるだけ。
しかし一本水槽を増やして、メンテナンスが週20分増えるとします。
すると一月で80分、つまり1時間20分の自由時間が消えてしまいます。
1時間20分あれば色々なことができますね。
ちょっとカフェに行ってくつろぐ。
そういう大切な時間が消えるのです。
メンテナンスの時間を減らせば、水槽のクオリティが下がる
さらに悪いのは
「時間が消えるのは嫌だから、メンテナンスを減らす」
という事態です。
メンテナンスではフィルターの掃除をせずに水を換えるだけ。
するとフィルターの水の流れる部分に黒ひげコケがびっしり付いていきます。
次第に底面ろ過のエアーの筒などに黒ひげコケがこびりつきます。
サイアミーズも完璧ではありません。
メンテナンスを減らすと、そういう部分のコケや汚れが放置されます。
すると
「汚い水槽だなあ。なんか観たくないなあ」
となっていきます。
結局、よくてただ飼っているだけ、悪いと
「もうやーめた」
とアクアリウムを去っていくのです。
最初は一つか二つの水槽を丁寧に管理しましょう
まず2ヶ月くらい、現在の水槽を丁寧に管理してみてください。
>手入れの頻度はこれでOK。継続のための「3・3・7」と「A・B・C」
これでメンテナンスを生活の一部として取り込んでみて、できそうだったら増やす。
そのくらい慎重に水槽を増やしましょう。
一つの水槽に集中投資したほうが満足度が高い
インテリアとして水槽を設置する場合、お金をかけたほうが満足度が高くなるのは当たり前です。
専用の水槽台を設置して、45cm水槽よりは60cm水槽、フィルターは外部ろ過。
ソイルのほうがきれいに見えます。(私は定期的にソイルを入れ替える手間が無理だったのですべての水槽を大磯砂と田砂に変えてしまいました)
流木と石もある程度お金をかけないといい形のものは手に入りません。
そしてお金をかけたほうが、満足度が高くなり、水槽を観る喜びも増え
「じゃあこの水景のためにメンテナンスするか」
と継続にプラスに働きます。
たくさん水槽を稼働させてしまうと、水槽一つ当たりにかける予算が減ってしまい、満足度が下がりやすくなり、継続にマイナスに作用します。
水槽は少なめに稼働させて、まずそれにお金と時間をかける。
それが継続のコツです。
分散投資する場合はとにかく汚くしないのが大事
とはいえ私は水槽6本程度を低予算で維持しています。
これは私のアクアリウムの予算と、ほしい魚に次々と手を出していった結果です。
減らしたいと思うことはありますが、生き物ですし、増える系の魚は一度繁殖と減少のバランスがとれると減らすのはほぼ不可能です。(プラティなどがそうですね)
ですのでもし予算が限られているけど、色々飼ってみたいという場合は、とにかく
「汚くしないこと」
です。
- 3日に一回はコケ落とし
- 週一回フィルターやガラス蓋などまで丁寧に掃除する
- ちょっとコケが目立ったらその都度少しでもコケを落とす
そうしてガラスの透明度を維持して、コケが視界に入らないようにする。
こうしておけば最低限、”維持”と”インテリア”のバランスはとれます。
さらに
- 底床を砂か石系にする
- 水草もCO2添加がいらない陰性水草系にする
そうすれば照明もハイスペックなものが不要になるので、予算が抑えられます。
またソイルの入れ替えの手間も不要になり、時間ができます。
低予算で見栄えはそこそこでいいから魚を増やしたいというときは、このような苦肉の策もありだと思います。
ですが、最初は少ない水槽にお金をかけたほうが続けやすいでしょう。
今の水槽もさらに良くなるかもしれません
「なんか他の魚が観てみたくなった」
となると、今の水槽で飼育している魚への興味が減っているのかもしれません。
しかしながら、そういう水槽もリフォームすると興味が回復する場合があります。
- 水草の種類と配置を変える
- 新しいカッコいい流木や石を入れる
- 構図を考える
水草レイアウト水槽のコンテストなどの写真を観ていると、必ずしも希少な魚ばかりで構成されていないことに気づくと思います。
配色や構図、形の良い石や水草で水景を作ることに特化していて、そこに自然に魚がいる。
そういう水槽になれば、飼育したい魚の種類はあまり関係なくなります。
興味が
「どんな魚を飼うか」
よりも
「どんな水景を作るか」
にシフトするからです。
水景が良ければ継続のサイクルも回ります。
今の水槽をリフォームするというのも一考の価値がありますよ。
予算がない場合でも、流木と水草の配置を変えるくらいでも効果があります。
before:
after:
まとめ
今回は水槽をいきなり多く稼働する前に、少ない水槽を丁寧に管理するべき理由について書きました。
まず水槽を増やす前に、今の水槽に手間とお金をかけましょう。
中途半端な満足度の水槽3つより、満足度の高い水槽1つのほうが継続にプラスに働きます。
それではよいアクアライフを。